千葉県市原市からお越しのI様
トヨタ ソアラのご入庫です。
お客様は、こちらのお車を中古車で購入されましたが、ボンネット、ルーフ、トランクに無数に存在していたクレーターが気になり、ご自分で磨きも行っていたそうですが、当店にご相談にいらっしゃいました。最終的に『プロに施工して貰い、駄目なら諦めよう』と思っていたそうです。
クレーターは、経年とともにお車の汚れが化学変化を起こし、塗装を陥没させるもので、深いものは塗装表面のクリアー層を貫通してしまう場合がございます。そうなってしまいますと、磨きでは当然除去する事は不可能です。要するに、陥没した分だけ削るかクレーターの淵を削り丸めて暈すかしないとならないため、クレーターを除去するには、塗装を相当削らなければならなくなってしまう場合が多いのです。
クレーターになってしまう要因としては、他にも鳥糞や樹液等さまざまな要因があり、以外にも簡単になってしまうのです。お気をつけください。
そういった要因からお車を守る為のものがコーティングなのです。
今回は、上面にかなり細かく、相当数のクレーターがございました。
正直、相当に磨き込まなければ完全に除去できないレベルにありましたので、目立たなくし、クリアー層の膜圧を残すように下地処理を行いました。通常の数倍はコンパウンドと時間を要して磨きを行ております、下地処理終了後コーティングを施しました。
お客様も、当店の室内照明下では『完全には消えませんか』とおっしゃいましたが、屋外に出してみると『全く見えないですよ。大満足です。元々はこの状態ではっきりと見えていたけど、見えないよ。こちらにお願いして大正解でした』と大満足。
お客様も直ぐに、『?うちの社員の方のお車の施工価格の半分を出すからうちの社員の車も施工してほしい』とご予約を入れてくださいました。
塗装を削って削って削りまくるのではなく、その後のお客様がそのお車に乗り続ける事を考えて、その時点での最良の下地処理を施すことが大切なのです。完全に消せても、『もうこの次は磨けません』『もう塗装がありません』では全く意味がありませんから。
大切に乗ってあげてくださいね
ありがとうございました